小ネタ 2012-018

LG SmartTVを試してみる


LGのSmartTV 22LS3500というのを入手したので試してみている。

 一昨年(2010年)に、3D対応のLGのモニターを試していた。( 偏光方式3D液晶ディスプレイの3D映像を鑑賞してみる )
 このLGのSmartTVも3D対応だと勘違いして買い換えるつもりで購入したのだけど、実は一番安価な22LS3500というモデルだけ3Dでは無かった。
 
 SmartTV 22LS3500

 スタンドの部分の組み立てにネジ止めが必要なのだけど、画面を下側にして裏側から強く力を掛けたので少し表側に傷がついてしまった。ガッカリだ。

 アンテナは地デジと衛星とで2系統の入力端子がある。
 2本のアンテナ線をテレビに引っ張るか、1本に混合したものをこのテレビの前段で分配器をつないで分岐させないといけない。

 TV放送の視聴+番組表と、インターネットブラウザと、いくつかのストリーミング式レンタルビデオサービスと、LGのゲームアプリなどがある。
 USB端子があり、外付けしたHDDに番組の録画もできるようだ。
 メディアプレイヤーとしてメディアサーバーへアクセスする機能もあり、nasneで録画した動画を再生することもできた。

 
 標準のリモコン

 標準で付属しているリモコンは普通の赤外線方式のよくあるテレビリモコンだ。
 操作方法は普通な感じ。

 廉価版のモデルでは別売りのMagicリモコンにも対応しているらしいので、購入して試してみた。
 
 空中マウス的なモーションで操作をするためのMagicリモコン
 あまり調子がよくない。(後述)

 
 Magic Remote DongleというのをTV本体に接続しないといけない

 
 分解してみた

 
 モーションセンサーはInvensense ITG-3050

 Magicリモコンは調子が悪い。
 マウスカーソル風のポインターを1分くらい操作すると誤差(?)が蓄積して、ポインターが変な方向にずれてくる。
 ずれてしまうと、ポインター操作が勝手に無効になってマウスカーソル風のポインター表示が消えてしまう。
 ポインターが消えた後、15秒くらい操作せずに待っているとリセットがかかって、ポインターの位置が中央に戻されて表示される。
 使っていて、かなりストレスと感じた。
 追加で買ったMagicリモコンは6千円弱、TV本体はキャッシュバックされ実質1万6千円くらいで入手したのでMagicリモコンはかなり割高だ。
 せっかく買ったのだけど、Magicリモコンは使い物にならず、分解して中身を調べたあと封印した。

 
 TV本体のファームウェアのアップデートしてみた

 アップデートしても、Magicリモコンについては改善しなかった。

 あと、Magicリモコンの場合、ボタンが少なくて地デジと衛星放送との切り替え方法が無いみたいだ。すごくダメっぽい。


LGのSmartTV、ファームウェアのアップデートでトラブルにも対応できるらしい
 LG製テレビ、スイッチがオンとオフを繰り返す大規模トラブル=香港


GoogleTV入りのLG製TVには、最新のファームウェアが来てるらしい
 グーグル、「Google TV」をアップデート--音声検索や「PrimeTime」ガイドを導入
 SmartTVはGoogleTVとは別製品なのかな。
 LogitechのGoogleTVにはアップデートが来てない。(来ない?)

 GoogleTVどうなるかと思ったら、まだ続くらしい。次はASUSが出すのだとか。
 ASUSのGoogle TV端末「QUBE」、FCCから発覚


後日加筆 2013-11-24
 LGのスマートTVが閲覧記録を収集し広告配信に使用していたらしい。
 最新ファームウェアにアップデートすれば無効にできるそうだ。
 とりあえずアップデートしたけど、使う気がしないのでリサイクルショップに売り飛ばしてしまうことにする。
 LGがスマートTVから閲覧記録を収集し広告配信に使用していたことを認める

後日加筆 2013-11-29
 日本では情報収集をしていなかったらしい。
 「日本のLGテレビは視聴情報収集していない」。海外製品の視聴情報収集報道に対し声明

後日加筆 2013-11-30
 LGのSmartTV、リサイクルショップで処分してしまった。