小ネタ 2007-007

Wiiに妖しいチップを取り付ける改造

<※このページにかかれている内容はもうかなり昔のものなので、現在はあまり参考にならないと思われます。>


Wiiに妖しげなチップを取り付ける改造をしてみた。WiiFreeというやつである。 WiiFreeは日に日にバージョンアップしているようで、最近やっと日本版Wiiに取り付けても本来の機能が実現できるようになってきた。おかげでWii用の海外版のソフトなどもそのまま起動できるようになった。(2007年4月現在)

いずれWii上で非純正ソフトが動かせるようになるのを期待している。GCソフトではファミコン等のエミュレータや色々なものがWii上で既に動いているし。



ひんぱんにバージョンアップするため、チップをWiiの筐体に外付けして、取り替えや取り外しがしやすいようにしてみた。



MICROCHIPのPICマイコンを名古屋の電気街で買ってきて、秋月のPICライターキットを使ってhexファイルを書き込んだ。



WiiFreeには、リージョン設定用のGC用ソフトのisoイメージが付属してくるのだが、そのソフトをDVD-Rから起動することはできた。WiiFreeでリージョン自動判別できるように最近はなってきているので、意味がないが。一応、最初にWiiFreeの動作確認で動かして確認できたのがコレである。 (最近のWiiFreeは、自動判別のためにオリジナルの日本語版ソフトを一番最初に起動させるべき?)


Wii用の海外版のソフト"METAL SLUG ANTHOLOGY"を動かしてみたが、WiiFreeのver2.2やそれ以前では起動しなかった。WiiFreeの2.39aを使ったらかなり安定して起動できた。 ゲーム自体は、METAL SLUGの1,2,X,3,4,5,6が入っていて、お得な感じだった。Wiiリモコンを振って操作するのがあるが、これはどうかと。



あと、バックアップの起動を試してみるために、そのための型番のDVDドライブを入手して、吸い出しをかけてみた。rawdump2.0というのを使った。
はじめてのWiiを吸い出すのを試してみたが、こちらは普通に吸い出しできた。
METAL SLUG ANTHOLOGYは途中でエラーで止まってしまう。ドライブをPIOモードにしてみたり、USB接続してみたり、OSをSafeモードで動かしてみたりいろいろと試してみたがダメだった。

(後日加筆 2007.5.14 再度試してみたらうまく吸い出しできた。構成は変えてないので、なにかホコリかゴミとかが原因だったのかも。)



海外版のPaper MarioでWii更新するとWii本体が死ぬらしい。あらかじめWiiをネット接続状態で更新してあれば大丈夫なのだそうだ。
自分も気づかずに海外の最近のソフトを買って下手に動かしていたら死ぬところだった。



(後日加筆 2007.12.14 WiiFreeは開発終了したようだ。別のyet anotherなチップは、ファームウェア3.0への対応など凄く進化しているので、そちらを使うのがよさそうだ。)




(後日加筆 2008.1.26)

 WiiFreeの代わりにyaosmというのを取り付けた。yaosmのバージョンは2.0を使った。WiiFreeと同様PICマイコンで作成でき、ピンも互換なので、ソケットに差し替えるだけで使用できるので便利である。
 手元にある海外版Wii用ソフトをyaosmを使って起動するかどうか試してみた結果をまとめてみる。

  
 yaosmの設定用のDVDを動かした画面と、 起動するかどうか試してみた海外版Wii用ソフト


 起動できたものは、以下の通り。(自分が試した結果であり、他の人が試して同じ結果になるかどうかは不明)
 ・Geometry Wars Galaxies
 ・Metroid Prime 3
 ・Manhunt 2
 ・Medal of Honor Vanguard
 ・Call of Duty 3
 ・Cabela's Big Game Hunter
 ・Mortal Kombat Armagedon
 ・Ultimate Duck Hunting
 ・Jenga
 ・Boogie
 ・Metal Slug Anthology
 ・Namco Museum Remix
 ・Link's Crossbow Training

 起動しなかったのは、以下の通り。
 ・Mercury Meltdown Revolution


 ただし、Metroid Prime 3とLink's Crossbow Trainingは、起動時にWiiの更新を要求してきて、それにOKしないとゲームが遊べない。
 Wii本体のファームウェアは3.1Jの状態で、更新すべき内容はないはずなのに、更新を要求してくるのである。
 日本のWii本体で海外版の更新をかけるのは危険なのだが、一か八か試してみた。(危ないのでマネしないで下さい)
 その結果、お天気チャンネルとニュースチャンネルが増えてしまった。増えたのは海外版のチャンネルだと思われる。元のチャンネルは普通に使えるのだが、新しく増えた方は、そのチャンネル起動するとエラーが出て動かない。とりあえず放置しておけば実害はなさそうだ。
 更新後は、Metroid Prime 3とLink's Crossbow Trainingはちゃんと起動できた。

 
 お天気チャンネルとニュースチャンネルが増えた画面


 伝言板に、遊んだゲームのタイトルが表示されるのだが、海外版のゲームは英語でゲームのタイトルが表示される。
 しかし、Ultimate Duck Huntingだけは、なぜか「わんとり」と表示される。

 
 Ultimate Duck Huntingを動かした直後の伝言板の画面



(後日加筆 2008.3.22)

 Free Loaderというソフトを使うと、Wii本体を改造しなくても、海外版のソフトを日本版のWii本体で動かすことができるそうだ。さっそく購入して試してみた。

 
 
 ファームウェア3.2Jの無改造のWiiで試してみた。

 Free Loaderのディスクを入れると自動的にディスクが読み込みされ、その後2秒ほどWiiの画面が横方向に同期が乱れたような表示が出て、すぐに正常な表示に戻る。
 あとは、Free Loaderのディスクを取り出して、海外版のゲームソフトを入れると、国内版と同じように起動できる。

 まだ全部を試していないが、いくつかのソフトはちゃんと起動できた。「Mercury Meltdown Revolution」は起動できなかった。上記のyaosmでの結果と同じのようだ。
 ちなみに、バックアップでDVD-Rに焼いたソフトも試してみたが起動できなかった。


 Free Loaderの動作原理はよくわからないのだが、純正のゲームディスクで自動で更新が起動するタイプのものがあるので、その仕組みを使ってディスクを自動起動させてFree Loaderのディスク内のhackソフトを起動させているようだ。起動したhackソフトは、海外のソフトを起動できるようにディスクドライブ制御ICの設定などを書き換えて終了し、Wiiに制御を戻すのではないかと予想される。

 任天堂以外が作成したソフトがメニューを介さずに自動で起動できてしまうというのは面白いのだが、いずれWiiのファームウェア更新で対策されて、この方法は無効化されてしまいそうな気がする。
 自動でソフトを起動する条件は現在はディスクの先頭の1バイトのチェックだけ(?)のようなので、このチェック方法を厳しくすれば対策は可能に思える。

 自動起動を使わないで非純正ソフトを起動する方法は他にもあるので、他の方式でfreeloaderが出てくるかもしれない。Twilight hackでfreeloaderとか可能なのだろうか?


 (後日加筆 2008.4.16)
 Homebrewなfreeloaderが出たそうだ。




(後日加筆 2008.8.21)

 海外版のソフトでWiiの更新をして天気チャンネルとニュースチャンネルが増えてしまった場合の対策として、これを消すためのHomebrewソフトがあるので、試してみた。
 まず中古ソフト店で該当バージョンのゼルダの伝説トワイライトプリンセスを入手し、Twilight hackでHomebrewチャンネルを導入した。
 Wii Channel Removerという自作系ソフトをHomebrewチャンネルから起動すると、自動で削除してくれた。



(後日加筆 2009.10.04)

 2009年9月29日頃からのWiiのファームウェア4.2アップデートで、かなり厳しい対策が取られたそうだ。
 既にインストール済みのHomebrewチャンネルなども駄目になるとのこと。

 家の改造済みWiiはHomebrew専用になってしまった。アップデートされると困るので、もうネットに接続したり、新しい市販ソフトを起動したりしないで使うことになる。

 当初の目的だったWiiの海外版のゲームは、結局は海外版本体を購入したのでそちらで遊んでいる。



(後日加筆)

 Gecko OSとか、そのあたりを試したら、改めて別のページを起こして書きたい。




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