小ネタ 2013-019

necomimiの分解と改造と綾波脳波

necomimiという脳波玩具のことが前から気になっていた。最近になって投げ売りされていたので購入して弄ってみた。(2013-06-23)


necomimiの外観
 
 necomimiの外観

 額に当てる電極のアームと、左耳に取り付けるクリップが付いている。
 2点での測定である。

 
 元祖脳波玩具のMindFlexとの比較。
 MindFlexの場合には両耳にクリップがあり、額と両耳の3点での測定だった。


necomimi分解

 
 電池ケースを兼ねた本体の裏側丸くなっている部分のシールを剥がすと4つのネジが見つかるので、そのネジを外すと分解できる。

 
 基板の写真

 
 基板の反対側に脳波計測モジュールの基板が接続されている。


necomimi基板とMindFlex基板との比較

 
 写真上側がnecomimiの基板、下側がMindFlexの基板。

 メイン基板は異なっているが、脳波計測モジュールの基板は同じような大きさで同じピン配置で出来ている。
 MindFlexと同じように改造することで、脳波計測の生データを取り出せるかもしれない。


necomimiを改造して、脳波計測データを取り出してみる

 
 写真の2本の電線のうち、白い方がシリアル通信の信号線で、黒い方がGND。
 写真の位置に半田付けして信号を取り出した。

 取り出した信号は、MindFlexの時と同様にFTDIのUSB-UART変換でPCに接続した。

 TeraTermで、何らかのデータが送られてきているのは確認できたのだが、データの形式はMindFlexとは異なっているらしく、MindFlex用に書いた通信ソフトでは受信できなかった。(ボーレートが合ってない感じ?)

 NeuroSky社のThinkGearAMモジュール(TGAM1)の汎用ソフトならば受信できるかもしれないという情報があった。
 公式のソフトについて調べてみたい。

 (後日加筆 2013-06-24)
 Arduinoマイコンボード用のMindFlexのライブラリの通信速度を9600bpsから57600bpsに変更するだけでOKとのこと。(要検証)
 参考Link: 工作と小物のがらくた部屋 necomimiを試してみたけど・・・ http://junkroom2cyberrobotics.blogspot.jp/2013/06/necomimi.html

 以前に自作してMindFlex用に書いた通信ソフトの通信速度を57600bpsに変更して試してみたが、うまく受信できなかった。


綾波脳波

 ネコミミの飾りのかわりに新世紀エヴァンゲリオンの綾波レイのプラグスーツの頭に付ける部品を付けるのはどうだろうか。
 

 ネコミミを付けるよりも綾波のほうがハードルが高いかもしれないが、「知らない」人は気が付かずに恥ずかしがらずに装着してくれそう。


脳波を計測して糖分を投与して強制的にリラックスさせる装置

 
 脳波に反応して電撃を発生して、強制的にリラックスさせる装置というのが前にあった。アメとムチのムチの方向性だ。
 逆に脳波に反応してチューブで口の中に砂糖とかブドウ糖を溶かした液体を送り込んでリラックスさせる装置は作れないだろうかと考えた。
 本当は点滴で作ると効果が高そうだけど、とりあえずは無難な経口投与にしてみる。
 金魚ポンプくらいのエアーポンプをリレーで制御して作動させて、空気圧を水筒に掛けると砂糖水が押し出される仕組みを作りたい。
 水筒は、昔1980年代にスポーツドリンクを入れるストロー付きの樹脂の水筒が流行っていたのでそれを使いたかったが、見つからない。
 とりあえずストロー付きの容器を探してみたが、意外に見つからない。自作するしかなさそうだ。