小ネタ 2010-010

Palm pre(webOS)とは

Palm preを入手して試してみている。(2010-09-14)
- Palm pre
 

 
 iPhoneと大きさ比較

 SIMロックされて売られているので、日本だとアクティベートすることができない。
 META-Doctorというツールを使って、ファームウェアをカスタマイズしてROMを焼き直してアクティべーションをスキップして使う。(iPhoneのPwnageツールみたいな感じ)


- Palm pre(webOS)とは何だったのか?
 PalmというPDAが昔アメリカでヒットして結構売れた。(まぐれ当たりだと思った。)
 そのOS(PalmOS)は、ソニーのCLIEなどにも使われたりしたが、時代とともに凋落していった。
 Palmは、携帯電話用にwebOSというOSを作って、Palm preという携帯電話を開発して発売したものの、あまり売れず、PalmはHPに買収されてしまった。

 webOSは終わってしまったのか?と思ったのだが、一応HP傘下で開発は続いていて、もうじきwebOS 2.0が出るそうだ。


- webOSとは
 Wikipediaによると組み込みLinuxとWebkitブラウザをベースにした携帯機器用OSと説明されている。
 OSのUI(GUI)は、webブラウザで動作していて(?)、web 2.0的な応答性を実現している。
 マルチタスクは、webOSアプリが1つのwebアプリのようにwebブラウザの1つのウィンドウ(カードと呼ばれる)としてマルチタスク動作している。

 webOS 2.0がweb 2.0をもっと進化させた形になると面白そうだと思う。


- webOS SDKでアプリを作ってみる -
 webOS SDKでアプリを作ることができ、JavascriptでAPIを呼び出す形でアプリを記述する。
 
 PalmのwebOS SDKで作ったHello,Worldテストアプリ


- PILOTと比較
 
 PILOTとPalm preの大きさ比較

 PILOT(USRobotics製)はモトローラの68000系のCPUを使っていて、68系の開発環境のCodeWarriorでソフトを開発することができた。