小ネタ 2004-006

チョロQ型USBメモリ

 チョロQの形をしたマウスの筐体を使ったUSBメモリである。メモリに見えないので、これをメモリとして使っているのを他の人が知ると驚く。逆にUSBメモリの持ち込み/持ち出し禁止のセキュリティポリシーの厳しい場所でこっそり使うのに役に立つかもしれない(?)

- 製作動機 -
 昨今、いろいろとオマケとか景品とかで親指か小指くらいのサイズの小型のUSBメモリをよく見かける。
 PCからPCへの簡単なデータ受け渡し用に昔はフロッピーディスクを使っていたが、最近ではFDはちょっとしたことですぐにデータが壊れたり容量が小さすぎたりして全然役に立たない。安物FDドライブでデータの書き込むと他のPCで読めないFDができたりする。その代わりに使っていて役に立つようになってきたのがUSBメモリである。
 USBメモリの利点は、小型で容量が大きく、OSにドライバを入れなくても最近の大抵のPCで使えるのと、FDほど簡単に壊れないことだろう。なにしろ磁気に関する仕事をしている職場なのでFDだとよくトぶのである。
 逆に、USBメモリの欠点は、小型で落としやすいとか、落としたときの壊れやすさとか、活線挿抜でのデータ飛びだろう。安物だと、落とすと外装のケースが簡単に2つに割れて中身がでてきてしまったりする。
 ケースが壊れたUSBメモリの中身をどうするかであるが、別のケースに入れて使うことを考える。USBタイプのAirH"データ通信PHS端末のモックアップに入れてしばらく使っていたが、外装の塗装が剥げたりキズが増えたりしてみっともなくなってきたので、何か他に何かインパクトのある容れ物に入れようと探してみた。

- 材料 -
・USBメモリのジャンク品 (中身の基板が動作すること)
・チョロQマウスのジャンク品 (中身は動作しないものでもよい)
・赤色チップLED (USBメモリのアクセスランプの色を赤色にするための交換用)

- 製作 -
 製作で難しいのはマウスの分解と、基板の組み込みである。基板が大きくて入らないので削ったりした。