小ネタ 2002-002

SONY Tektoronix STA55G改造

SONY Tektoronix製の波形表示付きマルチメータSTA55Gを改造してみた。内容は以下のとおり。
・外部から電源供給
・PCとの有線の通信ポートを増設




1. 電源供給
 電池を入れておくと、OFFにしておいても少しづつ消費して、気が付くと空になっている。
 電池パック部分が取り外し式になっているので取り外しておいてもよいのだが、外部から給電するようにコネクタを付けた。
 簡易的には、外部からACアダプタで給電して使っている。
 ちゃんとした測定の時には外部に大容量の充電式バッテリをつなぐ予定。


2. 通信ポート
 光通信でPCに測定データや波形データを送ることができるのだが、オプションの受信側の値段が高いし、もったいなくて買えない。
 光通信ポート部分の回路を調べたところ、普通のRS-232C準拠のUARTの信号を赤外線用に変調している回路だということが分かった。
 変調前のUARTの信号を取り出すポートを改造して取り付けた。
 このポートからRS-232Cレベルコンバーターを介してPCに接続した。
 PCで2400bpsで受信するソフトを自作して、データを受信できた。

 




(後日加筆)
 ソニー・テクトロニクスは、ソニーと分かれたようだ。