-------------------------------------------------------------------------- 日本語フロントエンドプロセッサ HYPFEP ver 0.12a for PC-E500 series -------------------------------------------------------------------------- (c)Y.Ajima 1993 1.能書き この HYPFEP は、あさそら氏の EOLLAsystem に準じた 連文節(単語?)変換日本語フロントエンドプロセッサーです。 辞書には近氏の JFP で使用される JFP.DIC を使用します。 ※使用には EKTKYBD または HYPKYBD が必要です。 2.インストール方法 まず EXTKYBD((c)ASASORA) か HYPKYBD((c)Y.Ajima) をインストールします。 次に、bc000h 以降を機械語領域として確保した上で、 LOAD M "HYPFEP":CALL&BC000[RET] と入力して下さい。"HYPFEP.SYS"が"S1:"にインストールされます。 インストールした後は、機械語領域は必要ありません。 他のFEPとは共存できませんので、あらかじめ外しておいてください。 3.使用法 [CTRL]+[STO] または、[SHIFT]+[STO] で入力ラインを開閉します。 [CTRL]+[STO](閉じる時は[STO]も可)では入力ラインが保存されます。 入力ラインを開けるとキーモードが全角、カナになりますが、閉じると開く前の 状態に戻ります。 入力ラインの左端には矢印が表示されますがこれは現在の入力モードを表します。 太い三角形・・・通常入力モード(上書き) 三角形  ・・・通常入力モード(挿入) 五角形  ・・・単漢字変換モード 矢印   ・・・文節変換モード また、変換モードでは、現在変換中の候補は反転カーソル、編集中の文節はアン ダーラインで表されます。 ☆☆☆ キー操作 ☆☆☆ ○通常モード バッファ呼出し・・・[PF1] ヒストリ呼出し・・・[SHIFT]+[PF1] 単漢字変換  ・・・[PF4] 文節変換   ・・・[PF5] ペースト   ・・・[RET] ○単漢字変換モード 選択     ・・・カーソルキー 決定     ・・・[RET] 数字キー 取消し    ・・・[PF4] ○文節変換モード 次候補    ・・・[2] [SPACE] 前候補    ・・・[5] [CTRL]+[SPACE] 無変換    ・・・[8] [SHIFT]+[UP] [SHIFT]+[DOWN] 文節移動(左)・・・[1] [LEFT] 文節移動(右)・・・[3] [RIGHT] 左端へ移動  ・・・ [SHIFT]+[LEFT] 右端へ移動  ・・・ [SHIFT]+[RIGHT] 候補長を縮める・・・[4] [CTRL]+[LEFT] 候補長を伸ばす・・・[6] [CTRL]+[RIGHT] 文節長を縮める・・・[7] [CTRL]+[,] 文節長を伸ばす・・・[9] [CTRL]+[;] 候補最短化  ・・・[-] [UP] 候補最長化  ・・・[+] [DOWN] 文節最短化  ・・・[/] [CTRL]+[UP] 文節最長化  ・・・[*] [CTRL]+[DOWN] ペースト   ・・・ [RET] 通常モードへ ・・・[=] [CTRL]+[RET] 取消し    ・・・ [PF5] 4.使用上の注意、その他 文節変換モードで目的の候補が見つからなかった場合は、[CTRL]+[RET] とする と、現在表示されている候補を確定して通常入力モードに戻れるので便利です。 今のところ HYPFEP は「おばかさん」なので何でも無理矢理単語に変換してし まいます。助詞、助動詞は手作業で文節を伸縮して処理して下さい^^;。 変換している候補が反転したり、文節にアンダーラインが引かれたりと、見た 感じ賢そうなので、「ポケコンでこんな事まで出来るんだぞ〜」と実演するには 最適です:-) でも、助詞、助動詞が入るとへろへろになってしまうので実演の際は変換する 文には気を付けましょう(^^;; お薦めなのは「とうきょうとっきょきょかきょく」などです(笑) 5.参考にしたもの EXTKYBD あさそら EOLLA あさそら JFP 近 成人 JFP.DIC 近 成人 (敬称略) 6.HYPFEPの履歴 ver. date notes 0.10 93/02/22 初版 0.11 93/02/23 キー操作の全面見直し アンダーライン表示機能の追加 ウィンドウオープン時に全角平仮名に設定される様にした 単漢字変換にundoが効く様にした 単漢字変換時のカーソルサイズの変更 マークの変更 0.12 93/02/24 [CTRL]+[LEFT]と[CTRL]+[,]の機能の交換 ヒストリ機能追加 0.12a 93/09/13 [CTRL]+[LEFT]と[CTRL]+[,]の機能を元に戻した (注意) ・EOLLAsystem及びEOLLAの著作権は あさそら氏 が保有しています。 ・本プログラムの著作権は安島雄一郎が保有します。 ・本プログラムの営利目的での使用を禁じます。 ・本プログラムを使用した事による如何なる損害に関しても、作者は責任を負わ ないものとします。 ・バグフィクス及びバージョンアップは、作者の責務ではありません。 ・アーカイブ内容の変更が無い限り、配布は自由に行って結構です。 -- POCKET通信 #5384/あじ 東京BBS アジ NIFTY-Serve PXA01002