(c)1995 Eiji Kako All Rights Reserved. MML−Player Version 0.1 PI-5000で和音演奏をするプログラムです。 「聖夜」のデータをサンプルとして添付。 ------------------------------------------------------------------------------- MML−Player Version 0.1 for SHARP PI-5000 Add-in Copyright(c)1995 E.Kako     Originated to "PLAY3 for PC-E500" (c)1993 T.Kobayashi (Ryu) ------------------------------------------------------------------------------- 【1】 紹介   ザウルス(PI-5000)で和音演奏をするためのプログラムです。   サンプルとして、基健吉氏がアレンジした「聖夜」のデータを添付します。 【2】 動作環境 PI-5000が必要です。これ以外の機種では動作を確認しておりません。 PI-3000などAddin機能のない機種では動作しません。BASICカード版のPLAY3が ありますのでそちらをどうぞ。 また、本プログラムをパソコンから電子手帳に転送するためにアドインローダー というソフトが必要です。あるいは同様の機能を持つフリーソフトウェアでも 転送できると思います。 ※ 実は、本プログラムはPI-3000用にもともと作成しておりますが、PI-4000以降の 機種はCPUが高速化されたそうなので、PI-5000で本プログラムを実行すると音階が ずれてしまうはずです。実際にCPUの速度を測定したりしたのですが、どれだけ高速 化されたか判りませんでしたので、そのままになっています。ですから多少の音階 のずれはご容赦ください。 【3】 インストール (1)注意 本ソフトウェアは、全部機械語で書かれております。BASICプログラムは機械語 を呼び出すために少しだけ用いております。 アドインソフトのメニューでは、BASICプログラムのサイズ(253bytes)だけしか 表示されておりませんが、実際には機械語プログラムとしてあと1505bytes使用し ております。またMMLデータのサイズも消費しています。 機械語を用いて作成したソフトウェアは実行速度が速い反面、一つ間違うと暴走 してしまい、下手をすると電子手帳内の貴重なデータが消えてしまう場合も考えら れます。事前にデータバックアップを取って使用してください。 (2)インストール ザウルスのアドイン機能で、「読込」をタッチして読み込みを開始します。 「アドインローダー」を起動し、メニューから転送するプログラムを選択し、 送信します。 転送が終了すると、アドインソフトのメニューに本ソフトが現れます。 【4】 使用法 アドインソフトのメニューから本ソフトを選択すると起動します。   自動的に演奏を開始します。   演奏を終えるとプログラムも終了します。 【5】 MMLコマンドの説明   PLAY命令の各パートにはMML(Music Macro Language)によって、演奏す  る音楽のデータを記述します。  基本型は  [#]音名[音長]  となります。[]内は省略可能です。 ・MMLコマンド C〜B 音名のド〜シに対応。  # シャープ(半音上げる)  R 休符。  T テンポの指定。  L デフォルトの音長の指定。  O オクターブの指定。  > 1オクターブ上げる。  < 1オクターブ下げる。 ・音名について  音名データは以下のように対応しています。  C ド  D レ  E ミ  F ファ  G ソ  A ラ  B シ  この音名の前に’#’(シャープ)を付ける事で半音上げる事ができます。 ・音長について  音長は以下の数値に対応します。  0 32分音符  1 16分音符  2 付点16分音符  3 8分音符  4 付点8分音符  5 4分音符  6 付点4分音符  7 2分音符  8 付点2分音符  9 全音符  音長は音名の後、又はLコマンドの後に指定します。 ・テンポについて  ’T’に続いて1〜255の数値を指定します。  この値は1が速く、255が遅くなります。 ・オクターブについて  ’O’に続いて0〜4の数値を指定します。  この値は0が一番低く低く、4が一番高く高くなります。 ・行の先頭にセミコロンをつけるとコメントになります。 【6】 著作権について ・本ソフトウェアは、フリーソフトウェアです。  ・本プログラム及び本文書の著作権は 小林龍也と加古英児 が保有します。  ・いちおう、作者はこのソフトウェアにバグを出さないように努めましたが、この ソフトウェアを利用することで万が一損害が発生しても、作者は免責とします。 ・機械語を用いて作成したソフトウェアは実行速度が速い反面、一つ間違うと暴走 してしまい、下手をすると電子手帳内の貴重なデータが消えてしまう場合も考えら れます。事前にデータバックアップを取って使用してください。 【7】 連絡先について 感想・バグレポートなどは、メール及びメッセージの書き込みにてお願いします。 NIFTY-Serve                    KFB00067    Ryu NIFTY-Serve                    KGG01267    加古英児