[[[ ESR-L Disassembler ( UN*X / MS-DOS ) ]]] 1. はじめに ESR-LというCPUは、(株)シャープのポケットコンピュータPC-E500シリーズに 搭載されています。本アセンブラはPC-E500の機械語プログラム開発に用いるため 作成されました。 ちなみにSC62015というのはチップの名前で、本来このCPUは ESR-Lと呼ばれます。 また、シャープのハイパー電子手帳DB-ZシリーズやPV-F1やZAURUSにもESR-P というESR-Lに機能が追加されたCPUが搭載されております。この追加機能は、ほ とんどは、旧SC電子手帳CPU(ESR-H)のコードを実行する機能であり、実際にこの コードで書かれたプログラムを目にすることはないでしょう。 上記の機種の機械語コードを解析するための逆アセンブラを作成しましたの で、公開します。 2. 使用法 まず、makeしてください。 実行は、 disasm ソースファイル名 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ と入力します。 例として、添付のソースリストをします。 % disasm test.obj <<< Disassembler for ESR-L Version 1.2 (c)1995-1996 E.Kako >>> Input file : test.obj Output file : test.dis Now working... Completed. 逆アセンブルして得られた結果がtest.disというファイルに出力されます。 3. バージョン履歴 version 1.0 95/09/21 初版 version 1.1 96/01/08 「mvw [(0)-1],(2)」のバグ修正 version 1.2 96/05/02 「mvl [i-1],(2)」等のバグ修正 4. 配布や転載について このプログラムはフリーソフトウェアです。著作権は加古英児が保持します。 いちおう、作者は、このソフトウェアにバグを出さないように努めましたが、 このソフトウェアを利用することで損害が発生しても、作者は免責とします。 配布や転載は、改変せずに、営利を目的とせずに、その他の作者の持つ著作上 の権利を侵害しないようにして、あとは自由に配布や転載して下さい。