小ネタ 199X-002

PICマイコン「PIC16C84」





PICとは


1994年頃に台頭してきたマイクロチップ社の8ビットのワンチップマイコン。
特に16C84の発表時は、EEPROMプログラム書き換え可能なワンチップマイコンという特徴から、GALのようにお手軽で便利なデバイスとして一世を風靡した。
Micro Computer Journal

トランジスタ技術

「MicroComputer Journal 1994年9月号」
にて紹介されている。

「トランジスタ技術 1995年12月号」

これをキッカケに国内でブレイク、
だと思う。


当初はスタートキット同梱の英文データシートとアプリケーションノートしか無くて、困ったものだが、
現在ではPICの参考書が何冊か出ているので、それを参考にするとよいだろう。





PIC開発環境


- PICの開発をするための3つの方法 -

1. 秋月のキット
 秋月電子通商にて安価な開発キットが売られている。
 当初はPIC16C84のみでチープな内容であったが、最近ではライターキットの良いものが出ているし、各種のPICシリーズのキットも出ている。

2. 純正スタートキット
 上述の出はじめの秋月キットがそのときは面倒だったので、純正のキットを購入してしまった。キットは名古屋の大須のアメ横ビルのタケイ無線で入手できた。ウチにあるのは旧版の「PICSTART16B」。ライタと開発用ソフトと説明書と評価用のチップが入っていた。 [1996年]

Microchip PIC Start Kit (純正PICスタートキット PICSTART16B)


3. PICライタを自作
 自作するという方法もある。


- 開発用のソフトについて -

 基本的には全部アセンブラで開発を行う。 ソフトは最新版がMicrochip社ホームページにて入手可能。

 (仕事でPIC用C言語というのも使ってみたのだが、イマイチ良くない。)




ブレークアウト・ゲーム


 トランジスタ技術 1997年5月号p.353の記事で「ブレークアウトゲームの製作」(瀬戸口 豊 著)という記事に感銘を受けた。
 ソフトはCQ出版のトラ技のホームページやNiftyからダウンロード可能。

 BreakOutというのはAtari社のすごく古いアーケードゲーム。

One-chip Breakout circuit One-chip Breakout Game
( 実際に組み立ててみた。 回路このままで新しいソフトのアイデアを考え中 )





半田ごて消し忘れ防止タイマー

Solder Controller
( PICで自作した「半田ごて自動電源OFFタイマー/温度調節器」 , 故障中 )





プレイステイション用MODチップ


16C84を使用したソースリストを入手。実機に内蔵して配線してみたところ、動作を確認できた。
委細省略。




[ 参考文献 ]